2003年7月25日(金)のひとりごと 「アッシの家の崩壊」


我が家のテレビが壊れた。

最近家電の故障が相次いでいる。
つい先日も壊れたビデオを買い換えたばかりだ。
少し前にはラジカセが壊れて修理に出した。
何がいけないのだ?怪しい電波でも流れているのか?

テレビが故障する前、実は不安な兆候はあった。
画面の下の方の画像が少し乱れることが時々あったのだ。
「なんじゃこりゃー!買い換えるど!オラオラ!」
と言うと治ってしばらく調子がいいのでそのまま放っておいた。
そんなことを繰り返しているうちに、最初わずかだった画像の乱れが、やがて3分の1になり2分の1になり、ついには画面全体が乱れ、とうとう電源すら入らなくなってしまった。
こうなってしまっては、脅してもなだめても元に戻ってくれない(<戻るはずがない)。
仕方がないのでテレビを新調することにした。

私もただ単に「オラオラ!」と脅すためだけに買い換えをちらつかせていたのではない。
当然、本当に買い換えを視野に入れていたのだ。
どうせ買い換えるなら次世代を見据えなければならない。
数年後に始まるというデジタル地上波を視野に入れるか?
省スペース省電力を狙って液晶テレビにするか?
はたまたプラズマテレビでスピーカーセットも導入してホームシアターにするか?
どうせホームシアターにするならプロジェクターを導入するか?
「いやいや、プロジェクターはランプの寿命が短いし、交換するにも高いので、テレビ代わりには向きません」
などとトリCさんのアドバイスをいただいたりしつつ、
「我が家のテレビのあり方」について真剣に悩んでいた。
その結論が出る前のクラッシュである。

新型テレビの普及の目安は「1インチ=1万円」を切ることだという。
それで言えば、プラズマテレビはまだまだ高い。
それに第一デカイ。
最近やっと小型化も進んできたが、それでもデカイ。デカすぎる。
一方、液晶テレビは小さい。
こちらも今では大型化に成功しているが、15インチなら15万円を切るが、20インチともなると未だ普及価格帯を超えている。
現在25インチのブラウン管テレビ。20インチの液晶ならなんとかなりそうだが、さすがに15インチは小さすぎる。
ていうか、普及価格帯ウンヌン以前にオイソレと手の出る値段ではない。

というわけで、散々悩んだ割に、結局普通のテレビを買うことにした。
ビ●クカメラで「これくれ。いつ着く?」と聞いたら(カタコトの日本語みたいだ)1週間から10日かかるという。

「なんじゃそりゃー!」

カタコトの日本語のせいで中国人か何かに間違われたのかと思って問いただしても、やはり配送が混んでいるという。


このテレビっ子の私から10日間もテレビを奪うとは何事か。



いや、正確にはテレビを見るだけならパソコンでも写るのだが、これではパソコンが使えない。不便だ。
「テレビを付けたままパソコンで何かしている」のが私の生活の基本形なのだ。
私はテレビっ子以前にながら族なのだ。

霊長類ヒト科ながら族テレビっ子なのだ。

いや、テレビっ子というよりテレビオヤジなのだが。

そんなわけで、ポイントカードもへったくれもあったもんじゃない近所の電気店で2日後に届けてもらい、今ではこうして無事にこんな文章を書いている。



思い返せば、テレビが壊れた時、ウチのヨメが寝静まった夜中にゴソゴソと起き出して恥ずかしいDVDを見ている最中だったんすよ。


ラブハロ!矢口真里DVD


ヤグチが魅せる大人のベトナム旅行記!

異国の地、ベトナムで20歳のヤグチが
始めて見せる大人の表情、とまどい・・・!
水着ショット、オール撮り下ろし写真集の
メイキング映像も収録!!




アオザイ姿なんぞに見とれていたら、いきなり画面の4分の3が乱れましてね、
「頭しか分かんねーじゃねーかっっっっっ!」てなわけなんすよ。
もっともDVDもパソコンで見られるからいいんですけどね。
ついでに言やあ、リッピングしてお気に入りのシーンだけまとめることだって出来ちゃいますよ。
67分の内容を62分くらいには出来るでしょうよ。えーえー、お気に入りっすよ。67分の62はお気に入りっすよ。ブックマークっすよ。もう何言ってるか分からんですよ。メロメロっすよ。メローイエローですよ。







壊れているのは俺だ





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