2003年5月30日(金)のひとりごと 「お日柄もよく御愁傷様」


台風が来ているとか。梅雨入り前だというのに。
この週末はお天気悪いみたいです、関東地方は。ダービーだというのに。

そんなわけですが、基本的にはいい気候になりましたね(どういう時候の挨拶だ)。

初夏というか、夏の入口というか。ナイター行っても寒くない。
ビール片手に野球観戦!なんてのにもってこいの気候にやっとなってきた。
本格的野球シーズン到来!です。




なのに


早くも横浜ベイスターズの自力優勝消える
(5月28日現在の情報)



早い。早すぎです。


本当でしょうか?実際に計算してみましょう。

現在の成績(5月29日現在)
14勝 35敗 残り91試合

残り全部勝ったとしましょう(あり得ないけど)

105勝 35敗 ←これが最高到達地点

では、“現在”首位独走中の阪神をみてみましょう。

現在の成績(5月29日現在)
34勝 15敗 1分 残り90試合 対横浜戦残り16試合

横浜が「全部勝つ」と仮定しているわけですから対横浜戦は全敗することになります。

34勝 31敗 1分 残り74試合

で、残り試合を全部勝ったとすると

108勝 31敗 1分







御愁傷様です






ベイスターズファンの皆様にはお悔やみを申し上げるしかありません。

まだ4ヶ月もあるというのに。




お悔やみといえば、高校の修学旅行の時でしたから、もう18年も昔になるでしょうか、京都で「お悔やみ」というテレビ番組を見つけたのです。

京都というか関西地方全般で放映していたのかどうか知りませんが、新聞のテレビ欄の夜中枠の片隅にポツンと「お悔やみ」とだけ書かれていましてね、その奇異さ加減に「これは何だ!?」と皆で盛り上がったのです。

消灯時間を超えて夜更かしをして見たんですけど、なんのことはない、地方新聞の死亡欄のようなことを告知しているだけの番組だったと記憶しています。今でもあるんでしょうかね?

もしかしたらその地域ではごく当たり前のことで、逆に「なに東京じゃないの?お悔やみ」みたいな感じなのかもしれません。

例えば、東京人が「ハトヤのCMは全国区だ」と思い込んでいるみたいなもんなんですかね。

例えば、関西人が「全国の地下鉄に『チカン、アカン』というポスターがある」と思い込んでいるみたいなもんなんですかね。

(二つの例とも、どこか物凄い誤解があるような気もしますが)



この修学旅行の時に「お悔やみ」と並んで盛り上がったのがサンガリア

今でこそ「1、2、サンガリア」などとCMも流れ、知名度のあるサンガリアコーヒーですが、当時は初めて見る名前だったわけです。

「なんだよサンガリアって!」「どういうネーミングセンスだよ!」

ツッコミまくり。


今でもあるかどうか分かりませんが、サンガリア・ウイスパーって商品もあったんです。

「サンガリアの上にウイスパーかよっ!」

今にして思えば何がサンガリアの上にウイスパーかよっ!なんだか全く分かりませんが、サンガリアというアフリカ大陸のどこかの国みたいな響きに「ささやき」という甘い言葉が組み合わさっている異常さがやたら可笑しかったんですね。


当時既に「国破れてサンガリア」などと冗談を言い合って笑っていたものですが、実は本当に社名の由来だという説を近年知り、もしそれが本当なら、やっぱりそのネーミングセンスはワカリマセン


今、調べたら日本サンガリアベバリッジカンパニーってのが正式社名なのですね。


大きく出たなあ。日本語ってるよ。視野は世界規模なんですねえ。



世界視野といえば、以前、職場の管理人のオジサンが、「○○課の××です」って異動の挨拶をした人に

「ニッポンの佐藤です」

って返事した現場に居合わせて、あまりのセンスの良さに大爆笑したことがありました。

もう、みんなに自慢したいですね。

ウチの職場、管理人のオジサンが日本代表なんだぜって。

もっとも、何の代表なのかは分かりませんが。


なんてことを書きながらフト気付いたのですが、私が修学旅行に行った18年前こそ、阪神優勝の年だったんですな。



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