2003年1月11日(土)のひとりごと 「正月の狂騒曲」


未だ正月気分が抜けない話で申し訳ない。

まだ松の内だったが、たまたまテレビをつけたら、ニュース番組でデパートの福袋争奪戦を扱っていた。
バーゲンなんぞに全く興味はないが、バーゲンでの争奪戦がどれほど凄いものかは風の便りに知ってはいた。
しかし福袋争奪戦がそこまで酷いとは思わなんだ。

渋谷の109。ただでさえ狭くて普段でも構造上欠陥があると思われる建物に、ただ安いというだけで何が入っているか分からないブランド品を求めて若い女の子達が殺到するのだ。



人は度を越した情景に出くわすと思わず笑ってしまうらしい。




ハッキリ言って大爆笑した。




地下道に蟻の入る隙間もないほどビッシリ並んだ群衆。
その数なんと約1万6千人

私の実家の日光市の人口約1万7千人

ほぼ同じじゃねーか!



ちなみに日光市は人口より猿の方が多い。たぶん。
ちなみに日光猿軍団や日光江戸村があるのは今市市。ほとんど鬼怒川に近い。これは東京ディズニーランドが千葉にあるのと同じである。

高校生の頃、私はこの猿の群を有効利用できないものかと思案した挙げ句、我が街が軍事力を保有するという素晴らしいアイディアを思いついた。猿を訓練し武装させるのだ。
その名も日光猿軍隊

決して日光猿軍団のパクリではない
圧倒的に私の方が先に思いついたのだ。きっと猿軍団の方が私のアイディアをパクったに違いない。
最近では観光客の荷物を襲うなど狂暴化しているという話もあるので、むしろ日光猿窃盗団にした方がよかったかもしれない(注!窃盗は犯罪です)

だが私の素晴らしい思い付きは重大な欠陥があり頓挫する。
どんなに訓練しようとも、どんなに武装しようとも、所詮サルである。
敵にらっきょうを投げつけられると、戦いも忘れて皮むきを始めてしまうのだ。
(他に、スパイとして送り込んだのが見ざる言わざる聞かざるだったため何も見聞きしてこなかった、という小ネタもあった)

話がすっかり横道に逸れてしまったが、1万6千人の若い女性の話である。
マニアな方、ぜひ来年の初売りに訪れてはいかがでしょう?
(過疎とはいえ)一つの市の全人口に相当する数の女性にモミクチャにされるなんてそうあることではありませんから(注!痴漢は犯罪です)
もっとマニアな方、途中で転んでみたりしてはいかがでしょう?
1万6千人の女性に踏みつけにされるなんて一生ないでしょうから。(注!私にその毛はありませんっ!)


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