2003年1月1日(水)のひとりごと 「正月早々2」


年末年始で腹立つのが、くっだらないテレビ番組。
テレビっ子の私はとっても腹が立つ。そもそも長いんだよどれもこれも。テレビ離れ進むよね。
(その中に時々すごく面白いものが混じってたりするから余計腹立つ)
だったらビデオとかDVDとか見てろって話だが、帰省してたりするとなかなかそうもいかなかったりする。

この歳で珍しいと自分でも思うのだが、結構歌番組を見ている。
んで、年末に「ザ・ベストテン」の特番をやっていたわけだが、まったくもって見るに耐えない。
昔の映像で振り返るなら「ああ、懐かしいな」「そういやこんな歌もあったな」ってことになるのだが、20年前のアノ人が今出てきてもなあ。
逆の言い方をすれば、好きだったアイドル(そしてそのまま消えていった人)なんかは当時の姿が現在の記憶としてあるわけで、突然タイムスリップして20年後の姿見せられてもちょっと・・・ってな感じがある。
一時よりマシになったとはいえ、山口百恵、松田聖子と並ぶ三大アイドル歌手中森明菜の歌声の聞くも無残なこと。
(何故この3人を三大アイドル歌手と私が呼ぶかというと、同世代を生きた大多数がそのヒット曲を(部分的であれ)10曲以上思い出せるのはこの3人しかいないから。小泉今日子はスーパー・アイドルだったが歌手としてはここに肩を並べられない。ピンクレディーだってキャンディーズだって10曲は至難の技のはずだ)
彼女に限らず(そして男女問わず)、声もルックスも明らかにパフォーマンスが落ちてるわけだから、見ている我々に何を楽しめというのだか皆目見当がつかない。
そもそもさあ、今時、歌番組の特番であゆとモー娘。抜きで成り立つはずがないんだよ
成り立つとすれば、大晦日にテレビ東京(関東地方)でやってる昭和歌謡がどうしたというナツメロ番組だけ。
つまり「ザ・ベストテン」はそのレベルの番組だということか。
そんなものを見て懐古趣味的に喜ぶほどの老いぼれとらんわ。

とまあ、前回からこれだけ正月等のイベントに怒っといてナンだけど、は見てたりするのだ。

全国的には紅白離れが進んでいるそうだが、歌番組の延長線上として楽しくみてますよ、ええ。
どうでもいい演歌歌手が多いけどね(淡谷のりこ同様演歌嫌いの私)。
ああ、だけど「天城越え」と「津軽海峡冬景色」は別格。あれはなぜか魂の叫びが聞こえる(別に石川さゆりのファンではない)
鈴木慶江と健ナントカツォ(<覚えとけよ)のオペラも素晴らしかったし、
あらためて聞くと「精霊流し」は繊細でいい歌だなとか、
「昴」はいつ聞いても大味でツマラン歌だなとか、
和田アキ子はめっきり歌が下手になったなとか、
今回は民謡を歌ったのだがやっぱり香西香は偽物だとか、結構楽しい。

それにホラ、元中島みゆきファンとしては
動いている姿を見るのは貴重だから。

ええ、ええ、歌詞間違えましたよ。しょうがないじゃないですか中島みゆきなんだから。
あの方は歌詞を覚えない人なんです。
(ツアーしながら歌詞を思い出す人というのが正しい)



それにホラ、ねえ、毎度毎度同じようなオチでナンだけど、
NHKはヤグチを写す回数が多いのよ
正確にはことさらヤグチが多いわけではなく、プロ野球中継も12球団均等に放映する公共放送だから、モー娘。の12人も均等に写してくれるんです。
民放だとどうしても偏るんだな。特にTBSはヒドイ。
よくそんな所に気づくなって話もあるでしょうけど、
ヤグチしか見てないから分かるんです。
例えそれがどんなに画面の隅っこでも。

えー、えー、すいませんね、毎度毎度同じようなことばっかり書いて。
えー、えー、いいですねー、ピロ様は何やっても主役級で。



それにしても紅白のカメラワーク下手くそだな。



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