2002年12月27日(金)のひとりごと 「宇宙からのメッセージ」


ある日、我が家のペケポンことWindowsXPを起動しようとしたら、見たこともないメッセージが表示され、パソコンが起動しなくなった。
11月も末のことである。

私は英語ができないのだが、「ナンかが見つかんねーから起動できねーんだよバカヤロー」といったことが書かれていた(私は英語ができない)。

いきなりバカヤロー呼ばわりされたらビビッてしまい「一体何が起きたんだ!?」と混乱するのが普通である(私は英語ができない)。
だが私は落ち着いていた。原因は分かっていたからだ。

Windowsは太る。ブタみたいに太る。まったくもって気に入らない。
OASYSさえ使えればMacに乗り換えたいところなんだが、今はそんな話ではない。
要は、Windowsの不要ファイルを削除してくれるというネットで拾ったソフトを使ったのだ。
いや、このソフトは決して悪くない。今まではキチンと作動していたのだ。欲を出して設定を変えた私が悪いのだ。
「設定を変えただけあって、今回はやたら丁寧に削除してるなあ」と呑気に考えていたら、
実は起動に必要な重要な何かを削除してしまっていたんだな

しかしそれが原因だと分かっているのだから、削除したものをゴミ箱から元に戻せばいいのだ。
それにほとんどのソフトやデータは外付けハードディスクに入っているしバックアップだってある。
最悪の事態でもなんとかなるさ、ってな具合だったのである。

ところがこういう時に限って、普段ネットとメールしか使わないヨメが何やら文書を保存しているという。
どれほど重要なものかは知らんが、近々使う必要があるというのだ。
まあ、なんとかサルベージできるだろう。
「大丈夫だ。俺を信じろ!」
そう言い残して、私はペケポンとの戦いに出たのだった。
なんとかなるさ・・・。



なんともなりませんでした。



こまごま書くのは面倒なので省略するが、それはそれは壮絶な格闘の末、
「あなたを信じた私がバカでした」とヨメに言わせる結果となったのだ。


消えてしまったヨメの文書はしかたない。印刷したものがあるから打ち直したさ。
(メールでやりとりしてたようで、半分以上のテキストデータは救い出せた)
面倒なのは諸々の設定だ。しかしバックアップをもってすればなんとかなるさ。
バックアップの容量が大きいもんだから圧縮してCD-RWに焼いておいたのだ。
解凍しようとしてまた不可解なメッセージ。
「正しく圧縮されてねーぞ。ペッペッ!」(私は英語ができない)


いっそ清々しく我が家のVAIO様は工場出荷時の状態に戻しました。あー清々しい。

しかしどういうわけかAdobeのPremiereがインストールできない(XPの修正プログラムが原因のようだが?)
問い合わせしようと思ったら、メールでのお問い合わせは英語のみ可だと。
ふ、ふざけてる!

職場を含めて6箇所からメールを取り込んでるからその設定だって面倒だし、各種ソフトだってデフォルト(初期設定)のまま使ってるものは一つもない(だからしょっちゅうPC壊すんだって)。
毎日毎日仕事から帰ったらPCの復旧に追われてましたよ。

データの類は外部保存してたんですけどね、なぜか本体ドライブに残していた
ヤグチの秘蔵映像が消えてしまったのが精神的ダメージでした。
(神に誓ってパンチラとかアイコラといった類のいかがわしいものではないっ!)


戻る