2003年11月25日(火)のひとりごと 「間違えられた男」



http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031122-00000051-kyodo-soci

先週末の出来事でしたか、なかなか面白い事件です。
要約すると、どこぞの中学校で数学者の秋山仁に講演を依頼したところ担当者の間違いで元プロ野球選手の秋山幸二が来てしまったというわけです。
私はこれを「どこぞの中学で数学者の秋山先生に講演を依頼するはずが間違って野球の秋山を呼んでしまった事件」と呼んでいます。ま、普通に「秋山違い事件」と言えばいいんですけどね。それ以前に事件なのかいっ!

ただの笑い話にしか見えませんが、確かにそこの生徒にとってみれば一生物のネタですので笑い話っちゃ笑い話なんですが、よくよく考えると恐ろしい事件かもしれません。
一歩間違ったら、人違いに人違いが重なって、
私が講演に呼ばれていたかもしれないんですよ(←もういいって)。
もっとも、私は全然秋山なんて姓じゃありませんがね。
どこをどう間違えてもアキヤマ→ペペロンチーノは遠いな(←そっちかいっ!)

真面目に恐ろしいと思うのは、こういった人違いが病院なんかで起こることです。
「右手を手術するはずが別人と間違って内臓をえぐり出してしまった」なんてことがよくありますよね(←よくは無い)。
うかうか病院にも行けませんよ。
風邪ひいただけなのに人違いで舌抜かれるかもしれないんですよ。舌抜かれるなんて嘘つきだけの話ですよ。
私みたいな正直者がどうしてこんな目に合わなきゃいけないんです。ウオッ!鼻が伸びる!

そういやジェラール・ドパルデューって鼻デカイですよね。
もっとも、鼻が長いと鼻がデカイと鼻が高いは似て非なるものですけど。
そういや「鼻のデカイ奴はナニもデカイ」という格言がありますが、これで総ての謎がとけましたよ。
ドパルデューはドパルデュー!ってくらいデカイんですよ。だから愛だのジュテームだの言ってやがるんですよ。だからトックリセーター着てやがるんですよ。これで総てがつながった!間違いない!
これからは我々もどんどん嘘ついて鼻デカになって鼻高々を目指しましょう!




















軌道修正

















人違いといえば、もうずいぶん昔になりますが、こんなことがありました。
私が総務系の部署にいた頃の話。その日は局長の所にコカコーラの営業の方が挨拶に来るということになっていました。
ちょうどその約束の時間、コカコーラさんより先に、偶然、ひょっこりと小澤征爾が遊びに来たのです(局長と知り合いだったらしい)。
そこで総務の女の子(当時は)が、世界のオザワに向かって、こうのたまったのです。

「コカコーラさんですか?」

いや、たしかに小澤征爾は汚い格好してたよ。自動販売機にジュース詰め込んでるアンちゃんみたいな格好してはいたよ。
そうは言っても世界のオザワだからなあ。ま、コーラも世界規模だからあながち間違いではないんですが。いや、人違いに違いはないんだけど(どっちなんだ)。
今頃彼女はどこでどうしているんでしょう?
いや、知ってます。地方の大きなお寺の三姉妹の長女だった彼女は、あいつはあいつは可愛い年下の男の子を都会でゲットして婿養子にして坊主にさせましたよ。


で、どこぞの中学校の秋山違い事件に戻りますが、当日のお互い(秋山・担当者両方)の驚きと困惑と混乱の状況が目に浮かんでくるようです。よく考えてみれば、世知辛い世の中、なんだか呑気で微笑ましい話じゃないですか。

























私が校長ならこの担当者はクビにしますが。




だってありえねえじゃん




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