2003年10月27日(月)のひとりごと 「ミスター・ベースボール」


というわけで、営業的にはタブーらしい野球の話題ですが、日本シリーズは4勝3敗でダイエーが日本一になりました。

戦前、久米宏は「今年はお互い地元で勝って4−3でダイエーじゃないですか?ウヒャヒャヒャ」と言ってましたが、本当にそうなりましたね。
昨年も戦前に「テレ朝が第5戦の放映権を持ってるから4戦で終わっちゃうんじゃないですか。ウヒャヒャヒャ」と言ってました。2年連続見事的中です。

私は久米宏の信者になりますよ。日本シリーズの予想に関してだけ(←すごい限定)。
ていうか競馬の予想してくれませんかね?江川より当たると思うんだけどなあ。


で、注目すべきは、第7戦はテレビ東京が放映したということです。

日本シリーズの放映自体29年ぶりだとか。それもこれもフジテレビが放映権を取れなかったおかげなんですけどね。
普段野球中継してないからロクな解説者がいない(笑)。

それにしても凄い強運ですよテレ東。
シリーズが7戦までもつれること自体10年ぶりなんですから。


ところが残念なことに全国放送じゃないんですね。長崎だか熊本だか全然中継されない地域がある。

九州人だからってダイエーファンとは限らないわけですが、少なからずいたと思うんですよ、テレビ中継が見られないダイエーファン。ま、BSでも放映したんですけど。
でも、ダイエーがリーグ&シリーズ優勝する確率×テレ東が放映する確率×第7戦までもつれる確率×BSの契約していない確率・・・という天文学的数字の確率の低さを考えれば、テレビ中継が見られないダイエーファンってのはものすごい不運の持ち主なわけです。



「運も実力の内」とよく言いますが、いわゆる「大物」「一流」の人達は、そうした「運」とか「才能」とか、努力だけでは如何ともし難い「天性の何か」を持っているようです。
(それはもちろん努力してないという意味ではない)

野球を初めとするプロのスポーツ選手はもちろんのこと、作家やミュージシャン、映画監督だって例外ではありません。やはり第一線で活躍する人は、常人とは違う「何か」を持っている。


ところがですね、その「大物」や「一流」の人達の中でも、さらに上を行く「超大物」ってのがいるんですよ。
それはもう、常人の上をいく「大物」のさらに上をいっているわけですから、我々常人にはもはや理解不能なわけです。


長嶋茂雄がそうです。


いや、あの人だって努力はしてるんだよ。
現役時代「いかに空振りをかっこよく見せるか」と研究したらしいですから。
普通は「いかに空振りしないか」を研究するはずなんですけどね。



明らかに方向性を間違ってます。



私は別に長嶋ファンでもなんでもないんですが、映画に関しても同系統の映画監督っているんです。



フェデリコ・フェリーニ。



なにしろ彼は

「私は映画だ」

と言ったらしいですから。


もっともここまでいくと、「超大物」というより「天然」ですね。

天然にはかなわねえよ、うさぎさんよぉ。



なんだ中曽根、結局辞めるのかよ。



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